今日の歌など

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「朝戸出にあふぐ真青な中天に完全無欠の半月貼付く」

「上方から日本刀にてたち割りし月の左半が朝空に残る」

「白き円カミソリをもて真二つに切りし一半 今朝の月かな」

口語新仮名:

「青なのに行かない前車へクラクション。ぎくりと発車しバックミラー見てる」

{独り言:交叉点で、信号が青に変わっているのに、考え事か何かをやっていて気付かず、なかなか出ない前の車にジレてクラクションを鳴らすと、ハッとしたように車を出し、まず例外なく、バックミラーで後車のドライバーであるわたしを見します。(それを予想して、わたしも前車のドライバーの反応を見ています。)青であることを知らせてくれて有り難う、というのでは決してなく、むしろ注意しおって、と怒っている感じ。青に気付かなかった自分にちょっと腹を立ててもいるのでしょうが。(なに、わたし自身も、逆にクラクションを鳴らされたことがあり、クラクションを鳴らした後車のドライバーをバックミラーで見たい気分でしたが、意識して見ないようにしました(^^;)。)
 もう40年も前になりますか、運転免許取得の際の試験問題に、正しい処置かどうかを問う問題で、「交叉点で、信号が青なのに出ない前の車に、クラクションで知らせてあげる」といったのがありました。「知らせる」ではなくわざわざ「知らせてあげる」としてあるところがヒントとなっていて、(クラクションでみだりに騒音を出すのは周囲に迷惑だ、の含みがあり)正解は×だと解かりますが、自分としてはやはりそうするだろうと、間違いでもいいから〇にした記憶があります。この問題は、現実にそうした場面が多いため、そのたびに思い出して、今になってもはっきりと記憶しています。上の歌の場面でもそれを思い出していました。}