今日の歌

「まだらなる紫雲の隙(ひま)にご苦労にもポツリと火星が今夜も光る」 「六十路(むそぢ)前に老いを詠ひし師なりけり晩年に青春を生きむとも詠まる」 「百歳まで生きむと告(の)らしし短歌(うた)の師の臨終(いまは)の無念はわが思惟を超ゆ」 「昏々と眠れるままに逝きし父、また母哀れ 神ふと憎し」 「死にたくないまだまだ死ねぬと言ひしまま事切れし兄 あな無惨やな」 -----東北旅行-2: 「様々に友ら病む … 続きを読む 今日の歌