今日の5首 2002.12.08 生活詠 「歳晩と聞けばその韻(いん)身に響きつくづく往く年来む年思ふ」 「定年を間近に控へ組織から疎外されてか退職する人」 「民営化さるる焦りに長老を徒食の輩(やから)に扱ふ組織 「世代ごと悪化して来ぬ古き良き時代と言ふさへ死語と化したり」 「ハイカラな店建ち並ぶ夜(よ)の道の中ほど暗く墓地残りゐる」 共有:FacebookX 前の記事 シドニーに詠ふ-1 2002.12.08 次の記事 今日の三首 2002.12.10