心理詠

心象詠と心理詠

確かなる道見あたらず振り仰ぐ裸木透す永久の青空 (かすみさん2003年1月21日) 心象詠と心理詠とは異なるのでしょうか? この歌で「振り仰ぐ裸木透す永久の青空」は実際の光景ではなくてかすみさんの心に浮かんだ裸木であり青空なのでしょう。すくなくとも心深くに投影された景色でしょうね。それを詠まれたこの歌は心象詠と言えます。ただ、前半が心の中の葛藤に似た心理が表白されており、心理詠としての要素もありま […]