2.短歌とは?

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説明的散文的な言い方

「紅梅の枝垂れて咲くさま麗しき立ち姿から樹齢を思ふ」(瑞希) あおぎり先生、こんばんは?!♪今日、お昼間は・・・暑い位に、暖かかったです。そして、道中で見掛けた・・・見事なまでの、「しだれ梅」に惹かれて詠んでみました。 どこかへ出掛けられる途中で、この見事な枝垂れ紅梅の花を観られたのですね。お作の後半「立ち姿から樹齢を思ふ」という説明的散文的な言い方は短歌ではあまりしないでしょうね。 改作: 「枝 […]

要注意事項

「夕闇に呑まれず光るひとところ 白妙の花は芯星(しんぼし)のごと」(麻里子) どうもありがとうございました。白妙の白木蓮はたとえ夕闇のなかでもそこにずっと白く在って,拠り所となる芯星(北極星)のような気がしました。。。よろしくお願いいたします。 なかなか難しい設定の歌ですね。「呑まれず光る」はどうでしょうか。「夕闇に呑まれず芯星となり・・・」とか、「夕闇に光る・・」とかがいいですね。北極星を芯星と […]

散文的?

「髪そよぎスカートなびき木々揺れる、駆けてゆく雲、春一番吹く」(劫) 散文的な歌となってしまいましたが、今日の強い風(春一番)の中で見て、感じたことを詠いました。去年よりだいぶ早く吹いたようですね。義理チョコももらえない一日でしたが。 お宅の方ではもう春一番が吹いたのですね。「義理チョコももらえない一日」と恨み節がありますが、一方歌では「髪そよぎスカートなびき」とあり、視線が主にどこに行っているの […]

散文と短歌

「組合の芝焼き作業来ぬ人は罰金取ると衆議で決める」(実華) 今日は水利組合(農家組織)の害虫防除のための芝焼き作業の日。最近地域の協働作業に来ない人もおり不本意ながら欠席者から罰金を取ることに決まりました。農村集落も崩壊傾向で寂しいことです。 助け合い・互助の精神が廃れては「農村集落も崩壊傾向」と感じられても仕方がないですね。協力しない人には罰金を科すことも辞さない、とのお歌ですが、このままでは事 […]

お作は説明的?

「折々の喜怒哀楽を凝縮し三十一文字で思いを詠う」(ポエム) 日記代わりに短歌を詠うようになり、細々続けて来て、言葉を選び、リズム良く、簡単明瞭で素直な気持ちを、と思えば思うほど難しいと思う反面、その楽しさがわかりかけて来たように感じます。 歌を詠む楽しさが分かりかけてきたと言われる。日記代わりに詠むという意識から、作歌は日記代わりにもなる(日記代わりになるのは副次的な効用)、という意識になられた? […]

改作は説明的ですね

短歌を初めて3年が過ぎましたが、まだまだ分からないことばかりです。ご指導をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 「吾が家にウォッシュレットを据え付けてお年玉とぞ娘の夫は言ふ」(ちづる) 最初からトイレの歌で恐縮です。夫が欲しがっていたウォッシュレットを、娘の連れ合いが買って来て据え付けまでやってくれました。そして、私たち夫婦へのお年玉だと言うのです。とてもうれしくて歌にしたのですが、歌には […]

(散文的)説明的言い方は避けたい

「ゆで小豆百円缶を切り開けて古来伝わる小豆粥煮る」(実華) 正月十五日は昔から餅を入れた小豆粥を作り神様に供え、また頂きますます。手間暇かけず市販の缶詰の小豆からでは神様もどう思うでしょうか。 正月十五日は左義長の日でもありますね。以前は成人の日でもありました。「餅を入れた小豆粥」は美味しいでしょうね。また、今は大抵の食品は缶詰なり既製でありますね。利用出来るものは利用していいのではないでしょうか […]

単なる事実報告?

「丸ごとに柿をかじれば半渋でシブシブ顔して種だけ捨てる」(伊那佳)No.2 最初は:「丸ごとに柿をかじれば半渋でもったいないのでシブシブ食べる」No.1 *本当はNo1が実感でしたが<もったいないので>がセコい感じもするのでNo.2に変えました。 甘柿を植えたはずですが、半渋柿になってしまいます。高冷地向きでなかったのか?品種改良ミスなのか解りません。生で食べれば甘渋いです。干し柿用には糖分が多い […]

短歌は字数制限が厳しい

「樺日と呼ぶ新聞の一ページ宗谷の門波ウエブにて見る」(暮秋) もはや日本の領土ではなくなり、油田のことなどで国際問題になってもいるサハリンですが、なぜか地名などに興味があります。山口誓子(新比古=本名)が樺太日日新聞の叔父のところにいたのはわりと知られています。有名な俳句「流氷や宗谷の門波荒れやまず」から本歌取りならぬ俳句取りをちょっとやってみました。歌になるでしょうか。 サハリン問題というのは、 […]

つまらなくなったのはなぜ?

「目をつむり座ればすぐに眠くなり息ふきかえす如くに醒める」(アン) 年のせいだと少し寂しくなりますが少しまどろんだあとは元気が甦っているのです。 「少しまどろんだあとは元気が甦っている」というのはアンさんに限りません。年は関係ないです。「目をつむり座れば」は順序が逆ですね?字数の関係で逆にされたようですが、やはり不自然です。椅子ですか?それとも畳の上ですか? 椅子に座る時にすぐ目をつむるくせがつい […]

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