代名詞「の」の省略

「傾いた墓地に香煙立つを見る鈍行の車窓に冬晴れの朝」(劫)
先週の土曜日、少し電車を乗り継いで鰻を食べに行ったときの風景です。鈍行列車なのでゆっくり走っており、車窓から墓地に線香の煙が立っているのが見えました。文法的におかしかったり(立つを見るの部分)、つながりがわかりにくかったりするかな、と思うのですが、感覚に委ねて上記のようにまとめました。添削の程、宜しくお願い致します。

「傾いた墓地」とは斜面にある墓地ですね?墓石が傾いているのではなくて・・・。「香煙立つを見る」は、文法的にミスではないですよ?「立つ(の)を見る」の「の」を省いたですね。この「の」は代名詞で、「情景」といった言葉の代用ですね。「立つ」は連体形で、「の」が体言です。ですから、きちんんと散文で言えば「香煙が立つ情景を見る」ということですね。
添削:
「傾いた墓地に香煙立つを見る冬晴れの朝鈍行の車窓に」(劫)