擬音語をはぶいて添削
- 2002.06.15
- 擬態語や擬音語について
「ポクポクと砂利石鳴らす雨のつぶ足音に似て外のぞきみる」 (桐子さん2002年6月15日)
これは雨だれの音ですね。初句「ポクポクと」は木魚の擬音語としてよく用いられますから、ちょっとまずいでしょう。それが、帰りを待つ子供の足音にも聞こえるのですね。
添削:
「雨だれの砂利石打てる音がふと吾子の跫音(あおと)に聞こえ外見る」 (桐子)
梧桐学が短歌添削時に記した中からの抜粋です。
「ポクポクと砂利石鳴らす雨のつぶ足音に似て外のぞきみる」 (桐子さん2002年6月15日)
これは雨だれの音ですね。初句「ポクポクと」は木魚の擬音語としてよく用いられますから、ちょっとまずいでしょう。それが、帰りを待つ子供の足音にも聞こえるのですね。
添削:
「雨だれの砂利石打てる音がふと吾子の跫音(あおと)に聞こえ外見る」 (桐子)