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 歌会の名前:新年歌会2008
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1「またくる」とタッチして去る孫の手のぬくもり残る正月三日(愛) 8 (8.5%)

■ ■ この歌は「タッチ」と言う言葉で成功しました。「抱きあう」「握手する」ではいかにも重く長い別れを感じます。「タッチ」であることで孫との別れは軽く明るく立ち上がってきました。 さん ()  
2妻病みて手を繋ぐこと多くなり新年の雪を握らせてゐる(迷倫) 7 (7.4%)

■ あおぎり教室は最近欠席しっぱなしですが高い評価を頂き恐縮しています。妻が12月に肺癌の手術をしました。術後も創部の肋間神経痛が強く、息切れもあるためまだまだ養生が続きそうです。 迷倫さん (01/16 02:27)  
3「あの頃が一番良かった」施設より届く賀状のきれぎれの文字(アン) 4 (4.2%)

■ もうしっかりした字は書けなくなったが「あの頃」の思い出を決して忘れない老婆。私たちの世間は家族がいつまでも一緒に生活できる社会的基盤はもうなく家族そのものがキレギレの存在になってしまった。 迷倫さん (01/14 05:46)  
3新雪の眩しき元朝、足跡を印して庭を走りゆく猫(白嶺) 4 (4.2%)

■ あっと思わせる場面が見えます。猫も冷たかったのかな。 アンさん (01/08 23:38)  
3日記帳の最後の頁も書き終えて嬬と箸取る年越しの蕎麦(九里多朗) 4 (4.2%)
3年頭に瑞々しくもしなやかな心をもちて生きたく思ふ 4 (4.2%)

■ 年頭に瑞々しくも。。。たかこの歌です。 さん ()  
7切り餅を歳の数ほど食ったっけグルメ無縁の昭和の半ば  3 (3.1%)
7雪かづく木々の間(あはひ)を上りくる初日にしきり常鶲(ジョウビタキ)鳴く 3 (3.1%)

不勉強で「常鶲」が判らなく済みません、冬に渡来する渡り鳥(冬鳥)だと辞典で知りました、初春らしい清々しい描写が良く効いています。 九里多朗さん (01/09 10:56)  
7年賀状心のこもる添え書きに感激しながら返事をしたたむ 3 (3.1%)

最近は印刷の年賀状が殆どですが、手書きの心に籠もった添え書きが有ると懐かしく嬉しいものですね。 九里多朗さん (01/08 22:51)  
7八十路迎ふ未だ無位無冠競など無駄な事よと気楽に生き居る 3 (3.1%)

■ まだ八十路には少し間がありますが、お歌の気持ち」よーく解ります。同感共感 勘太郎さん (01/02 19:36)  
7目も耳も言葉も確かな老い母の笑顔でわが家の新年明ける 3 (3.1%)

■ 目も耳も言葉もしっかりしているお母さんの笑顔で新年が明ける…羨ましい限りです。きっと、お母さんの笑顔を囲んで皆さんも笑顔で新年を迎えられたのでしょう。一家の明るく睦まじい様子が伝わってきます。新年もそうありたいという願いも伝わってきます。 白嶺さん (01/13 15:44)  
12あるがまま生きるを誓う元旦の書き初め古希には遅すぎるかな 2 (2.1%)

■ 今までもそれなりに「あるがまま生きて」きた。70歳を迎えて改めてその自分の生き方を是としている。結句の「かな」にチョッピリ照れを感じながらも。 迷倫さん (01/14 05:31)  
12ささやかに迎春準備ととのえてつくづく思ふひととせ早し 2 (2.1%)
12ゆるやかなカーブを描く駅に立つ視線を遠くに投げる元旦 2 (2.1%)
12暗く狭き部屋迎春の子らのため少し豪華な花を飾りぬ 2 (2.1%)

■ お子さんを迎えるお気持ちが良くあらわれています。 たかこさん (01/09 00:12)  
12賀状読む午後の時間はゆっくりと過ぎゆき 永久の平和を祈る 2 (2.1%)
12観測以来の雪と告げおり元旦を除雪の任務に職場に向かう 2 (2.1%)

■ 私も2日は一日勤務でした。最近では正月3日まるまる休めない勤労者は結構多いのではないでしょうか。社会の慌ただしさが私たちの生活から余裕を奪っていきます。 迷倫さん (01/14 05:06)  
12旧き日の仕来り減りて正月の良さも淋しさも籠もる松内 2 (2.1%)

■ 訂正いたしました。投稿者のお名前を秘するためコメントを削除させていただきました ゆう子さん (01/01 22:18)  
12去年今年ゆきは一夜を降り継ぎて浄らなる朝夫と言祝ぐ 2 (2.1%)
12君と二人過ごす正月甘やかでお雑煮おせちも共にこさえる 2 (2.1%)
12集う膳祝風うけて和みゐぬ灯明ゆらゆら明るく揺らす 2 (2.1%)
12新年の町清々し家ごとに違う飾りを眺めて歩む 2 (2.1%)

■ お正月だからこそゆっくりと眺め愉しんでおられるのですね。 たかこさん (01/09 00:22)  
12正月や千客万来賑やかに我家の気風今もうけつぐ 2 (2.1%)
12南天が狭庭に紅く房めいて明るき年の初めを寿ぐ 2 (2.1%)

狭庭に南天の紅い実が房めいている、此のまま画になるような元旦の情景が巧く詠まれています。 九里多朗さん (01/08 22:24)  
12恙なくまた一年を永らへて年立つ今朝の佳き日を拝む 2 (2.1%)
26一身に光を受けた輝きが影に隠れて夜を照らせり  1 (1%)
26我が主三十六と尋ねられ泣いて喜ぶ四十八(としおとこ)かな 1 (1%)
26境内に福呼ぶ達磨商うに貧相に老いは水洟すする 1 (1%)

■ 訂正いたしました。投稿者のお名前を秘するためコメントを削除させていただきました ゆう子さん (01/03 00:58)  
26兄弟と過ごす正月絶やさずにギターの音色あたたかくして 1 (1%)
26手作りのお節もお重に詰め終えて新居にしみじみ除夜の鐘聞く 1 (1%)

■ 素直に詠まれていて共感を覚える アンさん (01/08 23:28)  
26初詣 参道に並びゐるあひだ神鼓が響き人声弾む 1 (1%)
26初売りの6割引きのス−ツ買う店主(おやじ)は店をたたむと告げて 1 (1%)
26初夢の一富士二鷹三なすび屠蘇で泥酔見るわけもなく 1 (1%)
26松と菊香る玄関南天も彩り添えてめでたき正月 1 (1%)
26新しき年を迎えて庭先の雀のそばまで母は歩けり 1 (1%)
26人間はどこに向かって進むのか年改まるも未来は見えず 1 (1%)
26澄み渡る年明けの夕赤々と低き雲そめ一日終わる  1 (1%)
26晴れ着きた街に殺伐の風走る少年の手にヤイバ光らせ 1 (1%)
26着飾りて初詣するひとたちを炬燵に眺め新年さびし 1 (1%)
26年々に希み小さくなりて行くと沁み沁み思ふ除夜の鐘かな 1 (1%)
26年賀状倫(とも)くんのふくふく顔よパパの幼きころを思わす 1 (1%)
26餅食っておせちを食べて屠蘇飲んで三が日は禁句のダイエット 1 (1%)
26六度めの子年迎えし夫なり屠蘇酌み交わすこのひとときや 1 (1%)
26凛と立つ蝋燭の火にたまゆらは息吹となりてゆうらりたてり 1 (1%)
26恙無く逝く年来る年迎うるは妻ある幸とつくづく思う 1 (1%)


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