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 歌会の名前:お月見歌会2007
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投票選択短歌票数 (全104票中)
1夜間診療了へて静かに灯を消せば診療室(へや)は刹那に銀色に染む (迷倫) 7 (6.7%)

■ 私もこのお歌は一番に目にはいりました。診察室って明かりが無いと冷たい雰囲気がありますが、冷たさをまったく感じなくて、いつも患者さんに温かく接していらっしゃる迷倫さんのお歌だろうなと思ってました。その通りでした。 微笑女さん (10/12 10:33)  
2山あいの棚田の稲も刈り干して月に満ちたる夜の道行く (九里多朗 ) 6 (5.7%)

■ いつもHPで過去のお歌など拝見して参考にさせていただいていますので、このお歌は九里多朗さんではないかな?と思っていました。思ったとおりでした。 微笑女さん (10/12 10:39)  
3今年また月を見ぬまま過ごしおりビルの谷間に忙しく生きて (U子) 5 (4.8%)
3窓越しに見る満月にほのぼのと亡き父亡き息子(こ)の面影浮かぶ (和) 5 (4.8%)
5寡黙なる夫はとても綺麗だと私じゃなくて月を見上げて (和 ) 4 (3.8%)

■ 寡黙な夫ですから、本当は貴女のことを月の姿をかりて語りかけたのだと思いますよ 勘太郎さん (10/12 22:50)  
5撃たれてもカメラ放さぬ報道記者の血糊を写すミャンマ−の月 (迷倫) 4 (3.8%)

■ このお歌は強烈でとても心に残ります。訴えるものがありますね。 ゆう子さん (10/09 00:19)  
5月見れば愛のメールを送りたし外国(とつくに)に住む幼きものに (アン) 4 (3.8%)

■ お孫さんなのかなメールの相手そんな感じが良くて 夕夏さん (10/09 00:50)  
5錯覚と思へぬほどにおほきなる黄金の月に山の端浮かぶ (yoshi ) 4 (3.8%)
5灯火を落とししビルの窓々に映りし月を愛でつつあゆむ (がんてつ)  4 (3.8%)

■ このうたは一番にいただきました。灯火の落ちし窓にうつる月とこまやかに詠われているところがさすがです。 アンさん (10/11 11:16)  
10いつの日か私も天に召されゆく 満月になりたい笑いたい  3 (2.8%)
10ほろ酔いの夫に添いゆく野辺の道に月光(つきかげ)ふたつの影を重ねる  3 (2.8%)

■ 拙い歌に身に余るコメントありがとうございます。明かりが差す角度によってできる影の形がいろいろで面白いですね 微笑女さん (10/12 10:41)  
10核持ちしこの惑星に連れ添ひて月よ光よ永遠(とわ)に蒼(あお)かれ  3 (2.8%)
10偶然に名月を見る帰り道君とふたりで言葉を閉じて  3 (2.8%)
10肩車を父にねだって困らせた月のうさぎを信じたあの日 3 (2.8%)
10山間は靄(もや)ひと色の夕月夜今宵しずかに人は逝きたり   3 (2.8%)
10浮世には悲しきニュース多かりき病みたる心仰げ 満月を 3 (2.8%)
10網戸より月の光の差し込める部屋に妻とし酌みつつ眺む 3 (2.8%)
18ながむれば杵もつ兎の影も見え心楽しも満月の道 2 (1.9%)
18月落ちて後(のち)の野道にひとり佇(た)ち残されし歳の厳しさ思ふ 2 (1.9%)
18見渡せば月を失くした空のある遠くの妻子に電話する夜 2 (1.9%)
18住み始めしこの町やさし十五夜の月の影さす家並の灯り 2 (1.9%)
18満月が出でているぞと教しに孫は「じゃあね」と電話を切りぬ  2 (1.9%)

■ 「じゃあね」と電話を切りぬ の「じゃあね」が良くて投票 夕夏さん (10/09 00:20)  
18満月の支配す空の広々と星屑一つなくて寂しき  2 (1.9%)
18満月も欠けたることのあるやうにハリキリマンの君が職辞す 2 (1.9%)

■ ハリキリマンの君が辞職す 詩の流れが良かったので投票 夕夏さん (10/09 00:17)  
18無常にも水面に映る名月が跳ねた魚のさざ波に沈む 2 (1.9%)
18名月でうさぎが作るお団子が落ちてこぬかと口開けてみる  2 (1.9%)
27「人間は月見と言って団子食べ僕達猫はいつもの餌だけ」 1 (0.9%)
27ビルの端に吊る月映す不忍の池の辺をゆく十六夜寂(しじま) 1 (0.9%)
27一陣の榛名おろしは十五夜の湖面に映る月さへ消しぬ  1 (0.9%)
27雲払い清(さや)けく昇る満月の孤高の光遍く照らす  1 (0.9%)
27駅前の屋台に酒を酌み交わしこの名月を見つつし帰る 1 (0.9%)
27温暖化より地球を救う手立てなきか月の秘密の暴かるる世に 1 (0.9%)
27花よりもダンゴのわたし月よりも一杯ほしい満月の夜 1 (0.9%)

■ こんな川柳みたいな歌に一票ありがとう御座いました。なにかにつけ一杯がほしくなる呑ん兵の勘太郎の歌でした。ありがとうさんです。 勘太郎さん (10/20 21:42)  
27空は冴えビルの谷間の満月を手摺にのりだしじっと見てゐる  1 (0.9%)
27月よりの使者かメ−ルの届きたる退院の知らせ名月の夜 1 (0.9%)
27混迷の世を生き抜かむ人びとを笑みて見てゐる十五夜の月 1 (0.9%)

■ よく解らない歌に1票を入れてくださった方、ありがとうございました。ちょうど福田内閣が誕生した日でした。ご自身もおっしゃっていましたが、今の世の中の指揮を取っていくのは大変だろうなと思われます。とってもきれいな月との対照的な雰囲気が印象的だったので詠みました。 微笑女さん (10/12 10:48)  
27寂寥のわれを照らせる月なれば狼吠えよ蝙蝠よ飛べ 1 (0.9%)
27十七夜立待月に託けて君待つ日暮れ確かな既望  1 (0.9%)
27冬空に月輝きて我が心共に歩むや我が身の影と 1 (0.9%)
27満月に有り難う闘病の吾を見守りし宙に柏手たたく  1 (0.9%)
27満月は鏡となりて映さるる心の内も見透かされしか  1 (0.9%)
27満月も三日月も可愛い夜の顔 闇の心を明るく照らし  1 (0.9%)
27名月の輝きに似る美しさ君の発する光のさざなみ  1 (0.9%)
27涼風に虫の音聴きつ月見れば僅かに覚ゆ都会の天然 1 (0.9%)
27煌々と最中は昇る天辺に行く走る雲間も輝き失せず  1 (0.9%)
46お団子もすすきも飾った十五夜がああ懐かしい満月冴えて  0 (0%)
46その青さその清涼を身に浴びて月夜に秋蚕(しゅうこ)はすんすんと太る 0 (0%)
46ススキの穂幼い頃を思い出す母が飾った縁側で月見 0 (0%)
46タクシーの窓から眺める名月は私の明日明るく照らす  0 (0%)
46臼杵を支えしままに満月のうさぎが転ぶエアーズロック   0 (0%)
46観月会犬養先生偲びゐし明日香の空にひびきたる声 0 (0%)
46顔を向けあさなゆうなに耀ける月満より我を誘いし   0 (0%)
46空青く夕月白く昇り行くふんわり綿毛に餅付く影が 0 (0%)
46月をみつつ亡き母に高ぶりて告げたる妻と三十六年過ぐ 0 (0%)

■ このお歌は投票方法が分からず、投票締め切り後に届きました。で0票としてここに加えさせていただきましたことご了承下さい。皆さんからのコメントをお待ちしています。 管理人さん (10/11 21:37)  
46月世界探査なすて打ち上げしかぐやを想う今年の月見は 0 (0%)
46嫌な事みんな忘れて月見酒酔って唄って千の風になる  0 (0%)
46塾帰り明るい夜道で見上げれば名月を背にうさぎ微笑む 0 (0%)
46小波の雲と並びし昼の月見入れば広き地平に変わる   0 (0%)
46松島やああ松島の芭蕉の句重ねたくなる今年の名月 0 (0%)
46塀際を歩む我と我が影を優しく照らすまん丸の月 0 (0%)
46満月の明かり頼りにまっしぐら七輪と肉の待ちたる店に 0 (0%)
46満月を「ま!」と呼ぶ吾子の可愛さよ幼き日々は時の彼方に 0 (0%)
46名月を愛でつつ酌みいる縁側に探査衛星かぐやの情報 0 (0%)
46夜は更けて滲める雲も移りゆき満月白く厳かに映ゆ  0 (0%)
46離れても同じ月見る友と我心は同じ友愛に満ちて  0 (0%)

■ このお歌歌会参加の皆さんに向けられたメッセージのようでもありますね! ゆう子さん (10/09 00:31)  


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