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北陸能登路ドライブ小旅行


国道41号線を北上
「本州の背骨−中部の山岳部横断ドライブ妻とたのしむ」



「山々を上り来ていま山中の『なぎさ』とふ“道の駅”に憩へる」

「山中に<渚>と呼ばれる地があると夫が常言う渚に着きぬ」

添削:
「山中に<渚>と呼ばれる地があると夫が常言うその<渚>ここ」

「道の駅ここにもありて連休のドライブ楽しみわれらは憩う」

添削:
「“道の駅”<渚>にありて連休のドライブ半ばのわれらを誘う」

「高山をいまだ過ぎぬに河水はや日本海へと流れ始めぬ」

「高山の狭き路地ごとおほぜいの観光客でびっしりつまる」

「連休の飛騨高山は人の波古い町並み隠れて見えず」

添削:
「連休で飛騨高山は人の波古い町並み隠れるほどの」

「白壁の倉の連なり沿うてゆく小流れ清し古川の町」



「白壁の土蔵連なる飛騨古川清き流れにしばし癒さる」

添削:
「白壁の土蔵連なる飛騨古川清き小流れありて癒さる」


「山深し野麦峠はここからと標識ありてブレーキ踏みぬ」

添削:
「山深く『野麦峠はここから』の標識につとブレーキ踏みぬ」

宿泊地魚津他から
「富山から滑川経て魚津へと初めての道ひたすら飛ばす」



「田園の向こうに立山連山を望む魚津の町は鄙びて」

添削:
「田園の向こうに立山連峰を望む魚津の鄙びた町よ」




「渚から振り返り見き雲の間に雪渓をおく立山連峰」



「人気無き広き水田の遥か果て立山連峰望めば嬉し」

添削:
「しづまりし広き水田の彼方には立山連峰雲巻いて聳(た)つ」


「数時間蜃気楼見ゆとテレビ言ふ魚津の沖は夕靄の中」

「魚津港今年五度目の蜃気楼到着遅れ見逃し無念」

添削:
「魚津浜に今年五度目の蜃気楼出ぬと聞きしが見逃し残念」


「まぼろしの蜃気楼出て心理的水平線に君が横顔」

「海上の朝靄一部虹を架けゆらめきながら霧雨と化す」



「海に沿ふ水田満々と水たたへ寄れば百羽のかもめ飛び立つ」



「海沿ひの道を求めてくねくねとハンドル切れど漁村に迷ふ」

「鄙びたる漁村懐かし『九州の漁村に似てる』と夫に告げぬ」

添削:
「鄙びたる能登の『漁村は九州でも見慣れたものよ』と夫に語る」


「海沿いにただ海沿いに走ろうと狭き通りをくねくねと行く」

添削:
「海岸にぴたりと沿うて走ろうと狭い道路をくねくねと行く」

「幾たびもデッドエンドで引き返す人生もかくはと思へど詮なし」