口語の「植える」

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「鉢植ゑの花木を大方地に植ゑり古里を出るを決めし朝に」(広)
すっかり古里に適応してましたから、離れづらいですね。

4年が経過し、故郷の生活に慣れられたところを、思い切って決断されましたねぇ。お作で示されている行為は、また戻って来ることを想定されたものなのでしょうけれど。。。ところで、口語の「植える」は文語では「植う」で、<植ゑ(ず)、植ゑ(て)、植う、植うる(時)、植うれ(ば)、植ゑよ>と変化するワ行の下二段活用(未然形「植ゑ」の「ゑ」が e-音です)の動詞です。下二段活用の動詞は、完了(過去)を表す「り」はとりません。。。「けり」、「たり」なら、その連用形に付きますね。

(旧仮名):
「鉢植の花木をおほかた地に植ゑけり古里出づるを決めし朝に」(広)

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