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梧桐学の「良い歌ですね」

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*--- 短歌の題名 ---*
1. 朝の散歩   夏の日差し    青春と病   歩く速さ   耳を澄まして    鈴の音    盆提灯   良歌   メ-ル   翁長雄志
2. ねむり姫   睡蓮   S L    五月の風   交換日誌    蕗の薹   水仙    老い二人    三年間は   
3. 車椅子   洗濯もの   鉄杭   妻の   点滴   麦秋   傘寿   春の息    清みゆく   枝垂れ桜
4. 脳梗塞   胸の傷跡   年賀状   冬のひかり   大根   月光   百千鳥    スタ-トペ-ジに   さざ波   淡雪
5.無情の雨   姉妹   大根   花火   秋晴れ   息子   秋風    天人菊    図書館   千の風
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2009/02/03(火曜)

高空に舞ふ鳶は獲物をみつけしや突如真つ逆さまに落ちゆく」(白嶺)
獲物を見つけたのでしょうか。ゆったりと高空(裏山の上空)を旋回していたいた鳶は一転、急降下・・・初めて見ました。昨年の夏に詠んだ歌です。添削よろしくお願いいたします。

ちょうどいいところを見られました。。。鳶は、魚や小動物の死骸を餌とするそうですが。はるか下方、地上の餌を視覚と嗅覚でとらえ、お作のように真っ逆さまに滑翔して餌にありつくのでしょう。(嗅覚説は、あの寺田寅彦の説。)

添削:
高空に舞ひゐし鳶が獲物みつけ突如真つ逆さまに落ちゆく」(白嶺)

(ダイナミックな、いい歌ですね。)


春が漂う2009/02/03(火曜

水溜りが光の器となりし季眩く輝き春が漂う」(夢子)
昨日は大きな太陽がこちらにも来てくれたので、子犬を連れて思いっきり手足を伸ばして遊びました!・・・で、雪解けの水溜りがキラキラ輝き、光の器のように見えました..v(^-^)v。。


久々の太陽光を浴びて、夢子さんばかりではなく、子犬も「思いっきり手足を伸ばして遊」んだことでしょう!「雪解けの水溜りがキラキラ輝き、光の器のように見えました..v(^-^)v。。」・・よろこびが溢れる書き方ですね!「光の器」は美しい言葉です。「春が漂う」も、それに劣らず・・・。

添削:
水溜りが光の器となりて輝(て)りこの眩しさに春が漂う」(夢子)

(美しく、いい歌ですね。)


ぐるりと包む:2009/02/05(木曜)

「立春の太陽大きな笑顔見せ北半球をぐるりと包む」(夢子)
ようやく立春を迎えた昨日は、最高な春日和でした!海の側にある運動公園で、思いっきり子犬と駆け回って汗をかきました。。


子犬が、はからずも運動もさせて呉れるわけですね。お作、スケ-ルの大きな歌ですね。

添削:
立春の太陽笑顔もはれやかに北半球を光で包む」(夢子)

(読んで心がたちまち晴れやかになる、いい歌です。)


春が漂う2009/02/03(火曜)

「水溜りが光の器となりし季眩く輝き春が漂う」(夢子)
昨日は大きな太陽がこちらにも来てくれたので、子犬を連れて思いっきり手足を伸ばして遊びました!・・・で、雪解けの水溜りがキラキラ輝き、光の器のように見えました..v(^-^)v。。


久々の太陽光を浴びて、夢子さんばかりではなく、子犬も「思いっきり手足を伸ばして遊」んだことでしょう!「雪解けの水溜りがキラキラ輝き、光の器のように見えました..v(^-^)v。。」・・よろこびが溢れる書き方ですね!「光の器」は美しい言葉です。「春が漂う」も、それに劣らず・・・。

添削:
水溜りが光の器となりて輝(て)りこの眩しさに春が漂う」(夢子)

(美しく、いい歌ですね。)


木々の芽2009/02/07(土曜)

「裏山を登りながらに木々の芽に触れつつ生を確かむる立春」(白嶺)
二月四日は立春、その名に相応しい快晴。春を感じさせる温かな日差しに誘われて久し振りに裏山に登りました。(登酪農長靴を履いて。今年は例年より積雪が少ないので楽です。)登りつつ光る木の芽を素手で触れながら、その生を確かめたことでした。木の芽はまだまだ固いですが、やがてやって来る春をしっかりと待っております。添削よろしくお願いいたします。

北見も、もう春めいているようですね。

添削:
春立つ日裏山に登り木々の芽に触れては命を確かめてをり」(白嶺)

(いい歌ですね。)


2009/02/03(火曜)

「高空に舞ふ鳶は獲物をみつけしや突如真つ逆さまに落ちゆく」(白嶺)
獲物を見つけたのでしょうか。ゆったりと高空(裏山の上空)を旋回していたいた鳶は一転、急降下・・・初めて見ました。昨年の夏に詠んだ歌です。添削よろしくお願いいたします。


ちょうどいいところを見られました。。。鳶は、魚や小動物の死骸を餌とするそうですが。はるか下方、地上の餌を視覚と嗅覚でとらえ、お作のように真っ逆さまに滑翔して餌にありつくのでしょう。(嗅覚説は、あの寺田寅彦の説。)

添削:
高空に舞ひゐし鳶が獲物みつけ突如真つ逆さまに落ちゆく」(白嶺)

(ダイナミックな、いい歌ですね。)


蕗の薹 2009/02/11(水曜)

「胎児のごと雪中に育つ蕗の薹 掘れば日差しに青く香りぬ」(すずむし)
数日前はけっこうな雪でしたが、ここ2,3日は青空です。あっという間に村道の雪は消えましたが、庭にはまだまだ雪が。。ところで蕗の薹はどうなってるかな?見当をつけて掘ってみました。(手入れの行き届かない庭でふきが生えるんです)。見つけました!まだ1センチ位。固かったけれども、ちゃんと緑色で香りました。蕗の薹を胎児に例えるのは味気ないかな?と思いつつ・・・ですが。。


雪の中に育っていた小さな蕗の薹を、「胎児のごと」と喩えられたのは、やはりかつて子を生(な)された女性らしい発想だと思いました。赤ちゃんがまだお腹の中にいるときの感覚が、ふと甦ったのでしょう。決して味気なくはありません。。。「青く香る」は、蕗の薹の幼さとともに、雪の透き通る青さも連想させて、いい表現ですね。

添削:
雪中に胎児のごと育つ蕗の薹 掘れば日差に青く香りぬ」(すずむし)

(いい歌です。)


赤い灯2009/01/27(火曜)

「西空低く煌めく火星と木星の間は空路か赤き灯のゆく」(いずみ)
初冬の頃、火星と木星が暮れた西空にビルの明かりと見違える程低く、まだ夕焼けの赤が残る暗い空に煌めいていました。星の間を空港を飛びたって間もなくの(と思う)飛行機の点滅する赤い灯が動いてゆきました。

宇宙を行く銀河鉄道(もし在るとして)なら、正に火星と木星の間を通過していくこともあるのでしょうが、地上で見て航空機が火星と木星の間をゆくと見えても、まるで遠さが違いますから、実際はまったく間を行ってはいないわけですね。そう見るのはロマン心のなせるわざ、すぐれた詩的な着想ですね。

西に低く煌めく火星と木星の間は空路か赤き灯のゆく」(いずみ)

(いい歌です。)


雪の夜 2009/01/25(日曜)

「古びたる外灯点りしらじらと夜を雪のふる老人集落」(かずお)
昨日よりの雪で、10センチばかり積もりました。今日も降り続いていますが、積もるより解ける方が多い感じです。老人ばかり、と言っていいような集落に雪が寂しく降っていました。。


この集落は、いわゆる限界集落に近いのですね?お作、このままでもよさそうですが、あるいは更に寂しさを出そうとすれば・・・

古びたる外灯点りひえびえと夜を雪の降る老人集落」(かずお)

いずれにしても、いい歌ですね。。


冬鳥2009/01/18(日曜)

毎日寒い日が続いてます。14日には積雪20糎前後の雪が降りました、是から雪の降る時期は頬白など山鳥が里にやって来て、南天など木の実を食べています。人影がすると慌てて食い零して翅って行きます。
投稿:「山鳥の食み零したる南天の実雪の上へを赤く点々と」(多朗)

こちらでは目白はよく見掛けますが、そちらでは頬白もやってくるのですか。いよいよ本格的な寒さがやってきています。

添削:
山鳥の食み零したる南天の実が雪の上(へ)に点々と赤し」(多朗)

(いい歌だと思います。)


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